働きながらの子育てをサポートする 葛飾区保育ママ情報

葛飾区では、保育ママは年に1回、救命講習を受けています。その様子を取材してきました。
(2017年5月20日撮影)
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09:23
今年の救命講習が始まります。
今回の救命講習は保育ママが22名、補助者が12名の計34名の参加です。金町消防署で行われました。以前より補助者の方が増えてきて、活気と程よい緊張感がありました。
応急手当の最初の行動。
人が倒れている時は心臓と脳に血液が送られていない状況が考えられ、すぐに応急手当を始める必要があります。勇気を出して、「人が倒れています!、誰か来て下さい!」と協力者を求め119番です。
 
人口呼吸用のマウスピース。
このマウスピースには逆止弁があり、嘔吐物、血液に触れることなく安全に人口呼吸を行えます。でもこんなの持ち歩いている一般人はいない!抵抗がある時はやらなくていいのが人工呼吸です。
そこのメガネの方!
1人で応急手当を行うのは体力的にプロでも難しいです。可能な限り協力者を集めます。近くにいるメガネの方、スーツの方等、見た目を言葉にできる人を特定して丁寧にお手伝いをお願いします。
 
人工呼吸と胸骨圧迫。
抵抗がある場合は省いてもいい人工呼吸。でももし、目の前で倒れているのが受託児だったら?保育ママにとって我が子同然の子ども達。万が一の時、迷わず実践できるよう繰り返し訓練しています。
体のポジション指導。
胸骨圧迫は、傷病者の胸の真ん中を、左右の腕、上半身全体を使って深さ5cm程押すのですが、実は結構難しい。手だけで押そうとすると浅くなるので、正しい体の使い方を丁寧に指導されます。
 
乳児の場合の胸骨圧迫。
乳児の場合は、中指と薬指2本を使って胸骨圧迫を行います。救急隊員が到着するまでの間、目の前の子どもの命を引き留めておけるかどうか、この胸骨圧迫が鍵を握っています。回数は30回が目安。
乳児の場合の気道確保。
おでこのあたりを優しく支え、アゴを指一本でそっと上に上げます。こうすると、舌が落ちて気道が塞がれるのを防げます。基本的に人工呼吸の前に行われますが、胸骨圧迫中も気道確保は大切です。
 
乳児の場合の人口呼吸。
赤ちゃんは肺が小さいので大きく息を吹き込まず、
ティッシュ一枚を口に当てて、そっと息を吹き込みます。人口呼吸は2回が目安です。胸骨圧迫30回→人工呼吸2回、これを続けるのが応急手当です。
AEDには色々な種類がある。
どのAEDも基本的な流れは変わらないのですが、電源の入れ方に違いがあります。この赤い四角いAEDは電源ボタンを押すことで「ON」になり、パッドのケーブルも自分で接続するタイプです。
 
AEDには色々な種類がある②
こちらのオレンジAEDは、蓋を開けると自動的に電源が入り、音声ガイドがスタートします。この他にも種類がありますが、どのAEDも目的は同じ、救命です。落ち着いて音声に従いましょう。
通電時は傷病者から離れて。
AEDからパッドを貼る音声指示が出たら、パッドに描かれたイラストの位置に2枚貼付けます。後はAEDが通電の判断を見極めますので、通電する際には感電を防ぐため傷病者から離れます。
 
のどにモノがひっかかった時。
誤飲、すなわち窒息は子供の事故が多く、最近はテッシュの誤飲が目立っているようです。この場合は、子供をうつぶせに支え、肩甲骨と肩甲骨の間を力を入れて叩きます。
 
以上は講習の一部を取材したものです。保育ママはこの救命講習を毎年行って訓練し、万が一に備えています。
救命講習は、誰でも参加できます。家族のために、自分のために是非参加してみてください。
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