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お知らせ/News

2013年のお知らせ

もし、粉ミルクが手に入らなかったら・・・2013.02.18

 あの地震があったのは、日差しは強くなりつつありましたが、まだまだ寒い時期でした。そして、うちにはまだ3ヶ月になったばかりの乳児がいました。母乳は出ず、完全粉ミルクで授乳をする生活です。離乳食もまだできない時期です。
 ミルク缶は、空いていないのが常時2缶程度あるぐらいでした。家族が食すお米は毎回10kgを宅配で購入していて、虫がわくのが嫌だったので予備はありませんでした。
 東京都葛飾区は、あの直後、2週間くらいでしょうか、近所のお店から、野菜以外のものが棚から消えました。米はもちろん、パンやカップラーメン、おかしも牛乳もお肉も魚も卵も納豆も全部です。粉ミルクなんて当然ありません。紙おむつもありません。4~5日は、自宅にあるものでなんとかなりましたが、それもだんだん厳しくなってきて、さらに物流状況が戻らないことに少しずつ恐怖を感じるようになりました。
 家族が毎日食べる米も少なくなってきましたが、いつもの宅配は物流がストップしていて送れないとのことでした。パンが売ってないのなら、作ろうと思って冷蔵庫を見ると、強力粉は1回分くらいありましたが、イースト菌が足りません。スーパーに行ってみると、やはり無いのです。天然酵母を作っている時間もありません。もう大人と上の子(3歳)は、最悪じゃがいもで過ごすことを決心しました。納豆やお肉なども手に入らないので、大豆を買って煮豆を作りました。豆は売っていました。
 そして、やはり1番怖かったのが、粉ミルクが手に入らないことでした。おむつは布オムツセットがたんすにあったので、紙おむつが買えなくてもなんとかなりましたが、ミルクだけはどうにもなりません。そこで、前におばあちゃんに教わった知恵を思い出しました。
「昔は粉ミルクなんてなかった。ヤギの乳か、米の煮汁を与えてた」
ヤギは無理ですが、米は少し残っていました。
義父から教わった知恵も思い出しました。
「乳がなかったから、小麦粉をとかしたものを与えてた」
米と小麦粉さえあれば、とりあえずは乗り越えられるのです。
そこでやってみました。米の煮汁!

☆緊急時の粉ミルク代用 「米の煮汁」
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■用意するもの・・・スプーン1杯くらいの炊いたご飯、水
■作り方
①ご飯を鍋にいれ、お水は多めに入れます。
②ご飯が溶けてくるまで、かき混ぜながら煮ます。
③上澄みにとろみが出てきて、濁ってきたらできあがり。
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哺乳瓶の乳首の穴を通るように、上澄みだけを使用し、残ったご飯粒は入れないようにしましょう。とろみが強いなーと感じたら、お湯を足していい具合まで感覚で調整してください。2回目は使えませんので、毎回少しずつを作ってくださいね。
赤ちゃん、飲みました!
米の煮汁、大成功です! 粉ミルクがなくても、とりあえず大丈夫でした。
そうこうしているうちに、近所のスーパーに粉ミルクが並んだのでした。
小麦粉ミルクは、今回はやりませんでしたが、いざという時のために知識としてとっておくことにしました。これでもう怖くありません。
みなさんも、「粉ミルクの代用品の作り方」を万が一に備えて頭の端っこいれておきましょう。これは私達の世代だけでなく、次の世代にも必要な知恵ではないでしょうか。
「知ってて使わない」のと、「知らないから使えない」では大きな差なのです。