働きながらの子育てをサポートする 葛飾区保育ママ情報

お知らせ/News

2015年のお知らせ

「32年間の感謝」 葛飾区家庭福祉員 福島良子2015.03.09

とうとう、福祉員を続けることが出来なくなるのでは?
定年まで、一年を切った今年6月です。
自宅近くの眼科での通院が長引き、紹介状を持たずに慈恵医大葛飾医療センターに行きました。診察で涙腺の詰りと結膜炎症と診断され、涙腺に管を挿入する手術と炎症の細胞を検査にまわすとのお話でした。手術を終えた数日後、術後の診察と検査の結果を聞くため病院へ行きました。その結果は、思いも寄らぬものでした。
「悪性です。悪性腫瘍です。」何か病気について質問しなければと思う気持ちとは裏腹に「保育の仕事、続けられますか?」「ここでは治療が出来ないので新橋の本院に行ってください。紹介状を書きますから、外でしばらく待っていて下さい。」診察時間の過ぎた待合室は、静まりかえり、ボーとした状態で慌てて家族に連絡しました。本院の診察日までの数日は、とても長く感じました。出された病名は”MALT悪性リンパ腫”です。医師の説明を家族と聞き、最後に「予後の心配は」との質問に「心配ありません」との答え。私よりも家族の喜びが大きく、その笑顔を見て嬉しく思いました。7月は検査の連続、8月は数秒の放射線治療で毎日、新橋まで通いました。
ちょうど往復共、暑い時間帯でした。治療の最終日、まだ聞くのは早いと思いつつ「保育の仕事、始めてもよいでしょうか?」目を疲れないようにすればよいとの許可をいただけました。
 福祉員の仕事を諦めなければと、思ったのは今回で2回目になります。
1回目は、12年前の55歳の時です。長い間、保育士資格を取得したいと、思い続け、全国通信大学説明会に行きました。そこで自分に合った大学の説明を聞き”今がチャンス”と決め、ウキウキした気持ちで帰宅しました。入学手続きを済ませ、やる気満々でいた矢先の事です。この時も、近くの内科で卵巣に水が溜まっているだけで心配なしとの診断でした。しかし、念のため婦人科を紹介していただき、最初の診察で卵巣に腫瘍があり、即、入院、手術との説明に頭の中が白くなりました。とてもショックでした。
幸い良性とわかり、教科書を持参して入院しました。
 55歳での大学生活は、暗記力の衰えに泣かされました。しかしその時の2年間は、私にとって一番充実した楽しい思い出です。保育とスクーリングと実習の遣り繰りに大変でしたが、卒業式には、”努力賞”と記念の腕時計をいただき、協力していただいた親御さんに感謝しました。
 今回の件では、子育て支援係の皆様に、大変ご迷惑をおかけして申し訳ございませんでした。そして連携保育園の先生方、児童館の先生方やママ達、補助者さんには、ご心配と励ましの言葉をかけていただきありがとうございました。最後に日課であるラジオ体操でご一緒させていただいております区議さんに、私の願いを聞いていただけ助かりました。
 今まで支えてくださった福祉員のみなさん! 本当にありがとうございました。
心より感謝いたします。